初代司令官役はB.ウィリス! G.I.ジョー続編が首位発進 - 全米週末興収

米BOX OFFICE MOJOは3月29日～3月31日の全米週末興業成績を発表した。

2009年公開のスティーヴン・ソマーズ監督作品『G.I.ジョー』の続編『G.I.ジョー バック2リベンジ』が初登場1位。監督は『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』のジョン・チュウにバトンタッチし、ハズブロ社のアクションフィギュアをもとに3D映画化した作品。初代“G.I.ジョー”と呼ばれる伝説の司令官役にブルース・ウィリスを迎え、国際機密部隊“G.I.ジョー”と、世界征服を狙う国際テロ組織“コブラ”の闘いを描く。その他、前作に続きチャニング・テイタムがデューク、イ・ビョンホンが冷酷な殺し屋・ストーム・シャドウ役を演じている。

3位の『Tyler Perry's Temptation: Confessions of a Marriage Counselor（原題）』は、脚本家、俳優、映画監督など米エンターテイメント業界でマルチに活躍するタイラー・ペリーの最新作。“Madeaおばさん”シリーズなどコメディ作のイメージが強いタイラー・ペリーが初めて手掛けるヒューマンドラマで、結婚カウンセラーとして夫婦生活にアドバイスを行いながら、自らの夫婦関係は破綻し、不倫へと走る女性の不実を描く。

4位の『The Host (2013) （原題）』は、『トワイライト・サーガ』の原作者・ステファニー・メイヤーのSFロマンス小説『ザ・ホスト』を、『ガタカ』『TIME/タイム』などのSF映画を数多く送り出してきたアンドリュー・ニコル監督が映画化。人間に寄生して体と意識を奪い取る地球外生命体“ソウル”に心身を乗っ取られた少女と恋人との複雑な恋愛模様の物語。少女役を演じる『つぐない』『ラブリーボーン』のシアーシャ・ローナンの美しい容姿と演技も見物だ。 　 前週トップのドリームワークスの新作3Dアニメ『The Croods（原題）』は2位に後退。米ホワイトハウスの救出作戦を描いた『エンド・オブ・ホワイトハウス』も、2位から4位に順位を下げた。

全米週末興行成績TOP 10(3月29日～3月31日)

順位	先週順位	作品名	週末興行収入	累計興行収入	日本公開日	週経過
1	初	G.I.ジョー バック2リベンジ	4,120万ドル	5,170万7,000ドル	6月8日	1
2	1	The Croods（原題）	2,650万ドル	8,861万8,000ドル	未定	2
3	初	Tyler Perry's Temptation: Confessions of a Marriage Counselor（原題）	2,230万ドル	同左	未定	1
4	2	エンド・オブ・ホワイトハウス	1,400万ドル	5,474万3,000ドル	6月8日	2
5	3	オズ はじまりの戦い	1,160万5,000ドル	1億9,827万8,000ドル	公開中	4
6	初	The Host (2013) （原題）	1,100万2,000ドル	同左	未定	1
7	4	The Call（原題）	480万ドル	3,948万ドル	未定	3
8	5	Admission（原題）	325万3,000ドル	1,175万9,000ドル	未定	2
9	6	スプリング・ブレイカーズ	275万8,000ドル	1,010万ドル	6月15日	3
10	7	The Incredible Burt（原題） Wonderstone	130万ドル	2,058万ドル	未定	3