生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研は3月29日、「SNSの炎上意識と実態」調査の結果を発表した。同調査は3月8日~11日、SNS(ソーシャルネットワークサービス)ユーザーの20~30代男女300名を対象に、インターネット調査にて実施されたもの。
「ソーシャル炎上」、8割近くが「Twitter」で目撃
「『ソーシャル炎上』をリアルタイムで見たことがありますか?」と聞いたところ、39.7%が「見たことがある」と回答した。リアルタイムで目撃した人に、どのSNSで見たか聞いたところ、「Twitter」が77.3%ともっとも多く、「ブログ」が35.3%と続いた。また、現在ユーザーが増加している「Facebook」が15.1%と、実名登録制のFacebookでも炎上が見られることが明らかとなった。
「ソーシャル炎上」をした知人に「対応をした」は52.2%
「知り合い(友人・職場の人・家族など)で『ソーシャル炎上』をした人がいますか?」と聞いたところ、15.3%と、7人に1人が「いる」と回答した。また、「『ソーシャル炎上』をした知り合いに、何かしらかの対応をしたのか」を聞いたところ、52.2%が「対応した」と答えた。
過半数が「ソーシャル炎上」は誰にでも起こりうると認識
「『ソーシャル炎上』についてどう思いますか?」と聞いたところ、「誰にでも起こりうる身近なもの」が51.7%ともっとも多く、過半数がソーシャル炎上を身近なものと捉えている。また、「人の人生を変える恐ろしいもの」が30.0%と、ソーシャル炎上に対してマイナスのイメージを持つ人がいる一方で、「社会の目として機能するもの」(27.0%)というように、ソーシャル炎上にも意義があるという考えを持つ人もいた。
その他、調査の詳細は同社Webページで確認できる。