4月20日公開のアニメ映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の完成披露試写会が3月31日、東京・有楽町朝日ホールで行われ、柴咲コウ、斉藤和義、高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也が出席した。

映画『名探偵コナン 絶海の探偵』の完成披露試写会に出席した柴咲コウ

1997年の劇場版第1作公開以来、ゴールデンウイーク映画として親しまれてきた劇場版『名探偵コナン』シリーズ。その最新作となる本作は、防衛省・海上自衛隊全面協力のもと"国防上最高軍事機密"のイージス艦を舞台に、コナンがイージス艦に潜入した亡国のスパイ"X"と洋上で攻防を繰り広げる。同シリーズの大ファンである柴咲が、スペシャルゲストとして出演してイージス艦に乗っているはずのない謎の女性自衛官・藤井七海の吹き替えを担当。斉藤和義が、本作のために新曲「ワンモアタイム」を書き下ろしている。

江戸川コナン役の高山みなみらレギュラー陣のあいさつが終わった後に、柴咲コウと斉藤和義が登場。柴咲は「『名探偵コナン』は学生の頃から大好きで、少年サンデーの時から良く読んでました。この映画に自分を出させて頂き、ちょっとしたプレッシャーもありましたが、必死に演じてとてもいい経験ができました」と振り返り、「私が演じた藤井七海という人物は凜とした強い自立した女性でした。私も意外にしっかりとした女性だとは思いましたが、それを声だけで演じるのは難しかったですね」と女優業とは異なる難しさを感じた様子だった。

物語の内容に絡め、「もしスパイするなら、どこに潜入したい?」というMCの質問に「NASA!」と意外な言葉を口にした柴咲は「未知の世界なので、NASAに行ってどうなっているのか堪能したいですよ。私が生きている間は、宇宙に行く値段が高いと思うし現実なところで(笑)」と回答。一方の斉藤は「女子大ですかね。性の実態を調査したいです」と答え、柴咲らは苦笑いを浮かべていた。映画『名探偵コナン 絶海の探偵』は、4月20日より全国公開。