光岡自動車は30日、主力モデル「ビュート」の特別仕様車「ビュート さくら」を発売する。新たな息吹きを感じさせる春の装いが特徴で、桜色のボディカラーをはじめ、数々の装備を追加している。

「ビュート さくら」

最大の特徴であるボディカラーは、この限定車専用のさくら色。満開の桜のような華やかなたたずまいを見せる。インテリアもボディカラーに合わせ、オプションで人気の「本革シート」「ウッドタイプインパネ」「クラシックドアトリム」を標準装備とした。パステルピンクのパイピングで縁取りされたダークレッドの専用本革シートに、桜の花びらをあしらった専用デザインロゴの刺しゅうを運転席と助手席に施している。エクステリアの「グリルバッヂ」「トランクエンブレム」「リヤドアエンブレム」にも、専用デザインロゴのエンブレムを貼付。このクルマが特別な1台であることを印象づけている。

「ビュート」はクラシカルデザインのコンパクトセダンとして1993年に誕生。累計生産台数は1万台を突破し、ベース車両部分に関しては、車両供給を行う日産自動車のメーカー保証が適用されるなど、人気とともに安心感の面でも大きな成長を遂げている。「ビュート さくら」は1.2リットルエンジンとCVTを搭載し、価格は247万5,000円。