ゼネラルモーターズは2013年ニューヨーク国際オートショーの前夜祭にて、新型「キャデラックCTS」を発表した。第3世代目にあたる同モデルはミッドサイズのラグジュアリー・スポーツセダンで、「キャデラックATS」の後輪駆動用アーキテクチャーを採用している。
新型「CTS」のプロポーションはより長く、より低く、近年のキャデラックの象徴的なスポーティでシャープなデザインに生まれ変わった。全長は5インチ(127mm)、ホイールベースは1.2インチ(30.48mm)長く、ルーフラインは1インチ(25.4mm)低くなっている。
エクステリアデザインは迫力を感じさせながらも張りのある若々しい造形で、キャデラックを象徴するフロントグリルやたて型ランプの造形もダイナミックに進化した。また、ボディはアルミ製ドアなどの採用により軽量化を図り、前後重量配分も理想とされる50対50に近づけられている。グローバル・キャデラックの副社長であるボブ・ファーガソン氏は、「巧妙につくられたデザイン、スリル感のあるパフォーマンス、そして精巧なテクノロジーを持ち、文字通り、ワールド・ベストに挑戦するクルマです」と述べた。
生産は2014年秋にミシガン州の工場で開始される予定。また、同モデルが日本に導入されることも決定したが、発売時期や価格については後日発表となる。