女優の刈谷友衣子が27日、都内で行われた、2013年度「全国統一防火標語・防火ポスター」の記者発表会に出席した。

2013年度「全国統一防火標語・防火ポスター」の記者発表会に出席した刈谷友衣子

日本損害保険協会が主催する『全国統一防火標語』は、防火や防災意識の啓発のために1966年から実施しており、2013年度は約3万件の応募の中から、北海道の岡智子さんの標語"消すまでは 心の警報 ONのまま"を選出。標語に伴い制作された『防火ポスター』は、4月から全国の消防署を始めとする公共機関や施設に貼られる予定で、自然体で透明感のある清楚なイメージという理由で刈谷が起用された。

刈谷は「ポスターをたくさんの方に見ていただいて、防火の意識を持っていただければ」とあいさつし、同協会の浅野広視専務理事と共に消防庁の岡崎浩巳長官へポスターを寄贈。岡崎長官は「国民一人ひとりの胸の中に防火意識を持つことが大事。分かりやすく覚えやすい標語と刈谷さんの笑顔のポスターをこれから活用したい」と受け取り、刈谷は「実家に帰って母のお手伝いをする時は、火のそばを離れないようにしてます。気を緩めないで、火を消した確認をすることが大事だと思います」と呼びかけた。

歴代のポスターモデルは、上戸彩や長澤まさみ、戸田恵梨香、忽那汐里らの若手女優を起用しており、刈谷は「有名な方ばかりでプレッシャーはありますけど、頑張ります」と気合いを入れ、「まさか自分が選ばれるなんて思ってなかった。色んなところで見たことがあるポスターなので、うれしいです」とにっこり。全国各地に貼られるポスターとあって、「ちょっと恥ずかしいけど、みんな見て欲しい。(2011年度モデルの)橋本愛さんは親友なので知らせたら、『良かったね~』って言ってました」と明かし、今後の女優活動について「この間共演した安藤サクラさんがすごく好きで。面白い人たちと面白いものを作っていきたい」と話していた。