JR東日本仙台支社・盛岡支社は4月25日より、気仙沼線BRT(バス高速輸送システム)の専用道4区間(合計7.2km)の供用を開始する。これで専用道は合計11.6kmとなる。
気仙沼線BRTは、東日本大震災で不通となった柳津~気仙沼間の仮復旧として2012年8月20日に暫定運行を開始。同年12月22日をもって本格運行へ移行している。
今回、供用開始する専用道区間は、本吉~小金沢間(2.0km)、大谷海岸~陸前階上間(1.1km)、最知~松岩間(1.8km)と、不動の沢駅付近から気仙沼駅まで(2.3km)の4区間。延伸にともない、専用道内の踏切は交差点となる。これに合わせて不動の沢駅の駅舎と本吉駅の専用道ホームも整備し、同じく4月25日より供用開始する。本吉駅ではトイレも改修されるほか、駅南側からの通路も供用開始(4月10日より)される。なお、専用道供用開始に先立ち、4月3日から専用道でのBRT訓練運転が始まるとのこと。