新京成電鉄はプロ野球の開幕に合わせ、28日より千葉ロッテマリーンズのラッピング電車「伊東マリーンズ号」を運行する。8800形1編成(6両編成)を使用する。
同電車の車体や車内には、千葉ロッテマリーンズの成瀬善久投手や唐川侑己(ゆうき)投手、井口資仁(ただひと)選手ら12選手のステッカーやポスターを掲出。ヘッドマークは伊東勤監督の写真とし、外観も車内も千葉ロッテマリーンズ1色にする。
同電車の運行期間は約2カ月間の予定。千葉ロッテマリーンズの本拠地「QVCマリンフィールド」と新京成線のアクセスの良さをPRするのが目的で、同球場は新京成線の終端駅・京成津田沼駅から1駅先の京成幕張本郷駅(京成千葉線)よりバスで約10分。日中は新京成線から京成千葉線へ直通運転が行われる。新京成電鉄では、野球観戦の際の電車利用を促進し、自家用車でのアクセス集中による道路混雑や環境問題の緩和などをめざすとしている。