アイ・オー・データ機器は27日、無線LAN(Wi-Fi)の最新規格「IEEE802.11ac」に対応したWi-Fiルータ(親機)と子機を投入予定であることを告知。アンテナ本数による理論値最大速度の違いで、親機が2モデル、子機が2モデルの計4モデル。
IEEE802.11ac規格は、2013年3月時点で策定中であり、Draftの段階。採用されている技術の一部が、日本国内の電波法で使用が認められていなかったが、電波法の改正によってIEEE802.11ac対応製品を国内でも利用できるようになった。
アイ・オー・データ機器の新モデルは、理論値最大433Mbpsの親機「WN-AC733GR」と子機「WN-AC433UK」、理論値最大1,300Mbpsの親機「WN-AC1600DGR」、および理論値最大867Mbpsの子機「WN-AC867U」の予定。現行規格のIEEE802.11nもサポートしており、2.4GHz帯で接続した場合、理論値最大300Mbpsとなる(「WN-AC433UK」は理論値最大150Mbps)。詳細は後日公開としている。