風流な川床がコーヒー1杯で楽しめる
関東地方では最高気温が20℃を超える日も多くなり、春到来といった今日この頃だが、京都では桜の季節が終わると川床の時期となる。鴨川にせり出すような形で、京都・二条から五条に川床「鴨川納涼床」が設置される。川床では料理やお酒を楽しむことができ、京都の夏の風物詩となっている。割烹などの料理店による川床が主流だが、なんと京都の「スターバックス」には川床席があるという。
その店舗は「スターバックス コーヒー 京都三条大橋店」。オープンは1999年だが、川床の席は少し遅れて2006年に完成している。三条駅から徒歩5分弱。三条大橋を渡っていると、右斜め前方に見えてくる。川床席は2月~8月までの営業で、全35席の用意。
前述のように京料理店などが川床席を用意しており、最近ではその料金もリーズナブルになったとはいうが、やはりランチでも3,000円程度はかかる。しかし、スターバックスのこの店舗では、席料なしに川床席が楽しめる。川床の魅力は、なんといっても涼やかな川風を楽しむ風流さ。コーヒー1杯とリーズナブルな料金で川床を楽しめるなんてとっても魅力的である。夏に京都へ行く際は、是非訪れてみてほしい。