フィアット クライスラー ジャパンはこのほど、ジュリエッタの新しいグレード「スポルティーバ」を追加して発売した。ジュリエッタの主力グレード「コンペティツィオーネ」をベースに、装備を充実させたグレードとなっている。

「ジュリエッタ スポルティーバ」

現行のジュリエッタは2012年に発売され、個性的なエクステリアが魅力のコンパクトスポーツとして人気に。利便性の高い5ドアながら3ドアに見える巧みなデザインや、リアにマルチリンクを採用したサスペンションがもたらすレベルの高い走りはアルファロメオならでは。今回、国内導入1周年を経て新たなグレードが追加され、選択肢が広がった。

追加設定された「スポルティーバ」は、既存のグレードである「コンペティツィオーネ」の装備を充実させたもの。エクステリアではサイドフェンダーにスポルティーバ専用エンブレムを装着し、アルミキックプレートにはアルファ ロメオのモータースポーツのシンボルである「クアドリフォリオ ヴェルデ」(イタリア語で「緑の四葉のクローバー」の意)が施されている。「スポルティーバ」専用の18インチアロイホイールも装着する。

「スポルティーバ」のエンブレムも車体に

インテリアでは、最上位グレードのクアドリフォリオ ヴェルデで好評のレザーシートを採用。170PSを発揮する1.4リットルの直列4気筒ターボエンジンを搭載し、トランスミッションは乾式デュアルクラッチ構造を採用した「Alfa TCT」に。価格は368万円。