社会人としての仕事が波に乗っていても、働き出して数年たつと気になり出すのが結婚のこと。30歳までに結婚! と目標を定めて20代後半から婚活を始める人、気づいたら30歳を過ぎていて焦り出す人、婚活を頑張りだすケースはさまざまですが、婚活が成功しづらい女性には、ある共通点があります。では今回は、その共通点について見ていきましょう。
高級店での食事写真を頻繁にSNSへ掲載
「ここのお店はおいしいから情報をシェアしたい! 」。その考えは間違っていません。ですが、SNSへの投稿写真がコース料理、ひと目で高価だと分かるすしや肉などのオンパレードでは、男性はドン引き。たとえあなたがどんなに若く美しくても、一般的な男性の収入でそういった店に足しげく通うのは不可能ですから、「お金がかかりすぎる女=結婚して一緒に生活する相手には選べない」と、男性の思考回路が働くのです。
「年収が高い男しか相手にしない! 」と決めているなら話は別ですが、間口を広げておきたいなら、そういった食事写真は控えめにしておいたほうが無難。自分では控えめなつもりでも、相手にはどう見えるかも考えて回数を制限するなど工夫が必要です。また、高級な食事ばかりしている女性は、「不倫中かも!? 」と男性から疑惑の目を向けられることもあるのでご注意ください。
出会って即、相手の仕事と年収を聞く
まだ結婚を意識していない人からすると「嘘でしょ!? 」と感じるかもしれませんが、婚活パーティーで多いのが、出会ってすぐに仕事と年収を聞く女性。実際に私が参加した婚活パーティーでも、「ココには社長がいないから、いても意味がない」と、早々と切り上げた女性がいました。
男性は金づるではありません。即、ステータスのある仕事をしているか否か、高収入を稼いでいるかと聞き出そうとするのは、「あなた、私の金づるになってくれますか? 」と質問しているのと同じです。結婚に焦り出すとしてしまいがちですが、下品な質問だと心得ておいたほうがよさそうです。
自分磨きに夢中
ヨガやフラワーアレンジメントなど自分を磨くための習い事は、そのもの自体はすばらしいですが、そこへ過度に投資する姿に、同じ趣味を持たない男性は萎えます。現職や転職に有利な資格ではないと、「なぜ大金を払ってまで払う必要が? 」と疑問を持ってしまうのです。裕福な専業主婦が暇つぶしにする習い事と同じように見えてしまうのかもしれません。花嫁修業の一つとして好まれそうな料理教室通いも、「自炊すれば自然と覚えるものなのでは? 」という声もチラホラ。
また、習い事に忙しすぎる女性は男性にとって、誘うタイミングがつかめない女性。自らチャンスを棒に振る恐れもあるので、自分磨きで予定がいっぱい……という事実は、気になる人ができたら悟られないようにしたいものです。
以上3つは、代表例。この他にもまだまだありますが、まずはこの3つに当てはまっていないか、客観視してみるといいかもしれませんね。
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1200人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。多種多様な依頼をこなすうちに人物取材を得意とするようになり、男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。心理カウンセラーとしても活動中。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。