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ソフトバンクモバイルは、「パズル&ドラゴンズ」「ラグナロクオンライン」などを運営している、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの普通株式を、公開買付けにより取得することを、3月25日開催の取締役会において決定した。

今回の公開買い付けは、同社のグローバルな経営資源を活用することにより、ガンホー・オンライン・エンターテイメントのオンラインゲーム、スマートフォンゲームの販売チャネルの拡大および収益拡大、またこれらにより両社の収益基盤強化、企業価値向上が可能という判断から決議されたという。

同社は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントの代表取締役会長、孫泰蔵氏が代表社員を務める第3位の大株主・アジアングルーヴ(所有株式数:166,710株、所有割合:14.47%)との間に、3月25日付で公開買付応募契約書を締結。アジアングルーヴが所有する株式の一部である73,400株(所有割合:6.37%)について、応募することを合意している。

また、ソフトバンクの代表取締役社長であり、かつ同社の代表取締役社長兼CEOである孫正義氏は、孫泰蔵氏の資産管理会社で、第2位の大株主・ハーティス(所有株式数:213,080株、所有割合:18.50%)との間に、「孫正義氏の指図するところに従って、その所有する全ての対象者株式に係る議決権を行使する」という覚書きを4月1日付で締結するという。

これによって同社は、ソフトバンクBB(所有株式数:387,440株、所有割合:33.63%)および孫正義氏と合わせて議決権の過半数(52.13%)を占めることになり、ガンホー・オンライン・エンターテイメントは同社の連結子会社になるとのこと。

詳細は、同社公式ホームページを参照のこと。