abeeはこのほど、奥行き約70mmのファンポートを備え、幅広い簡易水冷ユニットに対応したマイクロATX向けPCケース「AS Enclosure W5」を発表した。本体カラーはシルバー、ブラックの2色を用意。すでに販売を開始しており、同社が運営する直販サイトでの直販価格はシルバーとブラックが34,980円。
本体はシャシー内部を上下に分割するダブルデッキ構造を採用。マザーボードやHDD、電源ユニットといった主要デバイスを分散配置することで、作業効率を高めるほか、熱源を分散させる。フロントシャシーに設けられた奥行き約70mmの120mmファンポートによって、120mmファンを搭載した水冷ユニットの搭載や空冷ファンの増設が柔軟に行える。
本体には576個のエアホールのほか、電源ユニット専用にボトムシャシーにもダストフィルタとともにエアホールを用意し、冷却能力を高めている。
冷却ファンは、背面に120mmファン×1基を標準で搭載。さらにオプションで前面に120mmファン×2基、リアに92mmの排気ファンを増設することができる。
搭載ベイは、5インチベイ×1基(スリムドライブ)、3.5/2.5共用インチシャドウベイが3基、拡張スロットは4、インタフェースはUSB 3.0×2、オーディポートなど。対応電源はATX。本体サイズはW269×D289×H369mm、重量は約5.3kg。