ファイナルオーディオデザイン事務所は3月22日、バランスドアーマチュア型イヤホン「Heaven V」および「Heaven V Aging」を発表した。発売は4月上旬。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「FINAL AUIO DESIGN DIRECT SHOP」での直販価格は、Heave V Agingが32,800円で、Heaven Vが27,800円。
同社のイヤフォンでは、ハウジング内の空気の流れを最適化する「BAM」(Balancing Air Movement)機構が採用されている。新モデルでは、Heven VIと同様の新タイプのBAMを採用することで、低域表現と立体的な音場再現を実現。ライブ音源を雰囲気そのままに楽しむことができる。
ハウジングの素材には、管楽器などにも使用されるブラス(真鍮)が採用されているが、Heave V Agingでは表面にメッキなどの処理を行わずに、バレル研磨のみの状態としている。これは名称の通り、使い込んでいくうちに"Aging"(経年変化)を起こすことを目的としたものだ。なお、標準仕様のHeven Vでは、ブラッククロム仕上げが行われている。
両製品とも、感度は112dBで、インピーダンスは16Ωだ。コード長は1.2mで、コードを除いた本体の重量は約17gとなっている。
イヤーパッドは、遮音性の高いタイプと共振音の少ないタイプの2種類で、それぞれS/M/Lの3サイズが付属する。また、Heven Vにはスチール製の、Heven V Agingには革製のキャリングケースが付属する。