日本デジタルオフィスは25日、日本マイクロソフトと協力開発した災害時緊急連絡対応コミュニケーションツール「coco-do」の無償提供を開始した。同ツールはこれまでの名称「J!ResQ」を変更したうえでの最新版となる。
coco-doはスマートフォン、PC、タブレット向けのコミュニケーションツール。旧製品の「J!ResQ」で扱えたのは音声と所在情報だけだったが、coco-doでは地図などのWebサイトや写真に手書きや音声による情報を付加して、LINEやFacebookといったSNSに投稿したり、メール送信ができるようになった。
また、coco-doで送信した位置情報と音声のデータは、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure」に蓄積されるため、あらかじめグループ登録を行っておけば、家族や友人の投稿履歴を地図上に表示することもできる。
なお、同日より提供されているのは、WindowsストアからダウンロードするWindows 8版とApp StoreからダウンロードするiPhone/iPad版。Android版は4月からの提供を予定している。