フィアット クライスラー ジャパンは4月6日、新型コンパクトカー「イプシロン」の限定車「イプシロン パープル」を発売する。100台の限定販売となる。
「イプシロン」は0.9リットルと、1リットルに満たない小排気量エンジンを搭載した個性派のコンパクトカー。2気筒のシンプルなエンジンは、ターボチャージャーにより小排気量ながらも最高出力85PSを発揮。トランスミッションはオートマチックとマニュアルを選択できる5速シーケンシャルシフトのデュアルファンクションシステムを採用している。
こうした動力性能を発揮しながら、JC08モード燃費が19.3km/リットルと、クライスラーとしては過去最高となる省燃費性を兼ね備える。これはアイドリングストップ機能をはじめ、変速やスロットル特性が燃費優先プログラムに切り替わるECOモードによって達成されている。
今回発売された限定車は、イプシロンのエントリーグレードである「ゴールド」をベースに、特別装備を追加したもの。エクステリアでは限定車専用ボディカラーを採用したほか、上級グレード「プラチナ」に標準装備されている16インチアルミホイールを装着する。装備ではバイキセノンヘッドライト、オートヘッドライト、ヘッドライトウォッシャーを追加。バイキセノンヘッドライトはオートレベリング機能付きだ。
こうした装備の追加を施しながら、価格はベースグレードと同一の235万円に抑えられている。全国限定100台の販売となる。