本田技研工業は、次世代スクーター「LEAD125」をベトナムで生産し、3月に同国内で発売した。日本では初夏に発売予定で、東京ビッグサイトにて24日まで開催される「第40回東京モーターサイクルショー」にも展示されている。
「LEAD125」は、「スタイリッシュ セダン スクーター」を開発コンセプトとし、エンジンは「PCX」で好評という低フリクション技術を採用。燃費性能に優れた水冷・単気筒125ccのeSP(イーエスピー)を搭載したほか、アイドリングストップシステム、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)も採用されている。
スタイリッシュなデザインながら、シート下にフルフェイスヘルメット2個、またはB4サイズのバッグを収容可能なトランクスペースを確保。テールランプとポジションランプにはLED電球を採用し、フューエルリッドおよびシートの開閉を手元で行える集中コンビネーションスイッチ、視認性に優れた発光指針メーターや時計などを装備する。