毎日新聞社の「センバツ応援イメージキャラクター」を務めるタレント・吉本実憂が22日、兵庫県西宮市・阪神甲子園球場にて開幕した第85回記念選抜高等学校野球大会の開会式に出席した。
初めて甲子園球場に訪れたという吉本は、「晴れ渡った空の下、本当に広い球場だと圧倒されました」と感激。まずは、毎日放送の実況ブースでCSスポーツチャンネル「GAORA」の開会式生放送にゲスト出演し、その後はバックネット裏や内野席で甲子園球場の雰囲気を味わっていた。開会式をバックネット裏から見守った吉本は、「両手を高く上げて行進する選手たちなど、高校によっていろいろな表情がありました。選手宣誓の言葉は力強く、大きなインパクト」と振り返っていた。
今大会は記念枠として「東北絆枠」が設けられ、入場行進曲には復興支援ソング「花は咲く」が選ばれた。吉本は、「東北の高校の野球部は、大震災の後、泥の中からボールなどの野球道具を拾い出すことから部活動がはじまったと聞き、心が痛みましたが、野球を通じて前向きに頑張ってほしいです」とメッセージを送り、「私も前向きに進んでいきたいと思います」と意気込みを語っていた。
今大会のセンバツ応援ポスターのキャッチコピーは「応援したい人、できました。」。そのことにちなみ、吉本は「今大会は全校を応援したい」と力強いコメントを残しつつ、「選手の皆さんを応援するのはもちろんですが、実際に甲子園に来てみて、応援団の人やブラスバンドの人など、応援している人も応援したくなりました」と大会全体に声援を送っているようだった。