3月20日よりBeeTVで配信中のドラマ『午前3時の無法地帯』の完成披露試写イベントが21日、都内で行われ、主演の本田翼はじめオダギリジョー、山下敦弘監督、今泉力哉監督が出席した。
女性向けの漫画誌『FEEL YOUNG』(祥伝社刊)で連載しているねむようこ原作の人気同名コミックを実写ドラマ化した同ドラマは、本田翼の初主演作。イラストレーターを夢見ながら慣れないデザイン会社で働く新人デザイナー、七瀬ももこ(本田)が夢と現実のギャップに直面しながらも仕事に恋愛に奮闘する姿を描く。
試写会前に舞台あいさつが行われ、主演の本田は「初主演ということで必死にやらせていただきました。山下監督に泣かされましたし、何回も悩みましたが、自分とももこが重なって思い入れのある作品になりました。是非皆さんに共感して見て頂きたいですし、働く女子のバイブルになればと思います」とアピール。泣かされたと名指しされた山下監督は「撮影の最初のころは(本田が)忙しすぎて、前半は凄い疲れていましたね。でも泣かせてからだいぶ吹っ切れたみたいで、そこからお芝居に集中していましたね」と絶賛していた。
本田とオダギリは同ドラマで初共演。オダギリの印象について尋ねられた本田が「クールで無口な印象があったんですけど、すごく朗らかに笑う方で優しい方でした」と回答すれば、オダギリも「周りに気遣いをされる方で、気を使って頂いてようやく話すタイプですから凄く助かりました。芝居も一生懸命やっていたので、初心を忘れ去った僕からすると勉強になりましたね」と話していた。