AKB48の姉妹ユニット・HKT48が20日、東京・よみうりランドオープンシアターEASTにて、デビューシングル「スキ! スキ! スキップ!」選抜の16名による、初の全国握手会を行った。

左から多田愛佳、宮脇咲良、田島芽瑠、兒玉遥、指原莉乃

HKT48単独で初めて行われた全国握手会だったが、開演のタイミングには席が埋まり、立ち見も含めて約5,000人のファンが会場に詰めかけた。その光景に指原莉乃は、「誰も来てくれないのでは、と思っていた」と語り、「こんなにもたくさんの方々が見に来てくださって本当にうれしいです」と思わず涙。公演前のアナウンスで「今デビューすることを実感しています」と心境を伝えていた田島芽瑠も涙し、指原の「たくさんの人が集まってくださってうれしいんだよね?」の言葉にうなずいていた。

イベントでは20日に発売となったデビューシングル「スキ! スキ! スキップ!」が披露されたほか、トークショーでは"大声センター"を決めるべく、声量を真剣勝負。メンバーは「来ていただきありがとうございます」(松岡菜摘)や「みなさんのことが好いとうよー」(朝長美桜)など感謝の気持ちや博多弁を交えて個々の思いを伝えた。気になる結果は、中西智代梨が見事に優勝。その後、「大声ダイヤモンド」に続いて、オリジナル楽曲「初恋バタフライ」「HKT48」を次々と披露し、最後は「お願いヴァレンティヌ」でミニライブとトークショーを締めくくった。

イベント後、「劇場デビューから毎日毎日必死に活動してきて、今日デビューを迎えられました」と語っていた兒玉遥。ファンに向けて「本当にみなさんのおかげだと思ってます」と感謝の気持ちを伝え、「ステージからあふれるくらいの方々が見えた景色はすごくうれしい景色でした」と感動の瞬間を振り返っていた。一方、宮脇咲良は「普段は福岡の劇場で公演を行っている私たちを東京で知っていただいていることがうれしかったです」と喜び、「"デビューおめでとう"に加えて、私の誕生日が3月19日で"誕生日おめでとう"、そして15歳になり"中学卒業おめでとう"とトリプルでお祝いいただきました」と彼女にとっては特別な日となったようだ。

(C)AKS