バッファローは、同社の法人向け無線LANアクセスポイントのオプションとして、屋内用ケーブル型アンテナ「WLE-LCX」シリーズを発表した。発売は4月中旬。価格は10m長が98,000円、20m長が148,000円、30m長が198,000円。

「WLE-LCX」シリーズ

同社の法人向け屋内型無線LANアクセスポイント「WAPM-APG600H」など5製品に対応したケーブル型アンテナ。漏洩同軸ケーブル(LCX:Leaky Coaxial Cable)を使用し、ケーブル線上から電波の送受信が行える。

最長30mで周辺部に通信範囲を広げられる上、線状のため天井裏などへ設置可能。室内の美観を損ねず、死角の少ない安定した通信が行える環境を構築できるとする。

通信は、IEEE802.11n/g/b(2.4GHz帯)に対応。また、2本使用すると、複数のアンテナを組み合わせて通信データの帯域を広げるMIMO技術により、無線LANの高速化および安定化も図れるという。

対応製品は、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-APG600H」「WAPS-APG600H」「WAPS-AG300H」「WAPM-APG300N」「WAPM-AG300N」の5製品。

使用するケーブルと設置イメージ

概念図。天井裏などに敷設し、Wi-Fiのホットスポットを広範囲で有効にできる