Googleは、HTML5やCanvas、SVG、WebGLといった技術を使ってWebブラウザでできることを披露するギャラリー「Chrome Experiments」において、サイレントムービーにユーザーがマイクで話すことでトーキーに変えてしまうという面白いコンテンツ「The Peanut Gallery」を公開した。

最新のGoogle ChromeにはWeb Speech APIが実装されており、PCに接続されたマイクなどを通して音声を認識でき、音声による文字入力などを実現できる。「The Peanut Gallery」では、あらかじめサイレント映画が用意されており、ここにマイクを使って音声でセリフを作り出せるという仕組み。ユーザーは、映画にあわせて、オリジナルなセリフを創ったり、シェアしたりと楽しめるコンテンツだ。

Google Chrome Blogでは、Web開発者たちがWeb Speech APIを使って、楽しめるもの、そして実用的なものの双方を、操作や検索、テキスト入力などWebを通した新しい方法を見つけ出して欲しいとしている。

日本語を含む30以上の言語に対応している