ドワンゴおよびキテラスは、動画サービス「niconico」のテレビ向けアプリケーションおよび任天堂のゲーム機「Wii U」向けソフトをアップデートを実施し、これによりニコニコ生放送の視聴が可能となった。
両社は2012年9月、パナソニックのプラズマテレビ/液晶テレビ「ビエラ」およびブルーレイレコーダー「ディーガ」と、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」向けにそれぞれアプリケーション「niconico」をリリースし、さらに同年12月にはWii U向け専用ソフト「ニコニコ」をリリース。いずれもニコニコ動画の視聴を対応するテレビ、またはWii Uを接続したテレビ画面で実現するためのもので、それぞれの視聴スタイルに合わせた独自の機能を搭載していた。
今回アップデートされたのは、このうちビエラおよびディーガ向けアプリケーション「niconico」と、Wii U向け専用ソフト「ニコニコ」の2つ。これまでのニコニコ動画に加えて、新たにスポーツ中継やアーティストのライブ、国会中継などをはじめとした、ニコニコ生放送のコンテンツ(一部除く)が視聴できるようになった。なお、テレビ向けアプリではコメントと映像を分けて表示する「セパレートモード」も新たに用意される。また、Wii U向けソフトでは、Wii U GamePad単体での動画・生放送視聴や、ソフト上からWii Uのネットワークサービス「Miiverse」へコメント等の投稿などが可能となった。新機能の詳細については、「ニコニコインフォ」に掲載されている。