1988年に公開され、漫画・アニメ・小説と日本初のメディアミックス作品として知られる『機動警察パトレイバー』が2014年に実写化されることが明らかになった。
これは、本日東京ビッグサイトで開催されている世界最大級のアニメーション総合イベント「東京国際アニメフェア2013」の中で発表され、会場では実写版の巨大なイメージビジュアルを公開。ビジュアルには「実写版プロジェクト起動」「COMING IN 2014」「PATLABOR」と記載されている。
『機動警察パトレイバー』は、汎用多足歩行型作業機械「レイバー」が実用化された1980年後半から10年後の東京が舞台。主人公・泉野明や彼女が所属する特車二課第二小隊(特車2課)が、パトロールレイバー通称「パトレイバー」を使用し、「レイバー」犯罪と対峙する姿とともに、彼女たちの日常も描かれている。1988年~1989年に押井守監督によるOVA、1988年~1994年にゆうきまさみによる漫画、その後は映画、小説などメディアミックスで展開されていく。
昨年9月にニコニコ生放送で中継された押井監督とスタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫氏、ドワンゴ川上量生会長の3名による対談では、鈴木氏が「パトレイバーを実写で作るってきいたよ」と唐突に発言し、押井監督が「言えるわけないでしょそんなの!」と慌てる一幕があるなど、『パトレイバー』実写化の噂が広がっていた。