WBA世界バンタム級王者の亀田興毅選手が20日、東京・原宿の国立代々木競技場第一体育館にて行われた「東京ランウェイ 2013 SPRING/SUMMER」にメンズモデルとして出演した。
阪急メンズ東京のステージで登場した亀田選手は、花柄のアンダーウェア一枚にガウンを羽織って登場。ボクシングの入場曲としてもおなじみのSurvivor「Burning Heart」をバックにランウェイを歩くと、おもむろにガウンを脱ぎながら約1万5,000人の女性客の前で鍛え抜かれた肉体美を披露した。
ステージを終え、記者会見に臨んだ亀田選手は、「緊張しますね。ボクシングとは会場の雰囲気とか、来てるお客さんも違うからね。歩くスペースちょっとだけやし、そんなに長いこと歩いてたんとちゃうんやけど、緊張する」と慣れない様子で、「でも、いい経験になりました」と初ランウェイの感想を語った。
4月7日に6度目の防衛戦に挑む亀田選手は、決戦の日に備えて自らガウンをデザイン。その仕上がりが前日の19日だったそうで、「ちょうど昨日出来上がって、ほんでタイミングよくこれを着ていくことになって」と笑顔を見せ、「今度はこれを着て大阪で試合やから、最高の試合をして大阪を盛り上げたいね」と意気込んでいた。デザインのポイントは「春」。「好きな色はこんなイメージやから。今回はパンツもそういうイメージやったから合うし、ちょうどいいなと思って」とコーディネートにも満足気だった。
東京ランウェイは、「神戸コレクション 2012S/S」で10周年、20回目の開催となったことを機に、「神戸コレクション 東京公演」から「東京ランウェイ」へと生まれ変わった。記念すべき第1回は1万4,162人、続く第2回は1万5,824人が来場。3回目となる今回は、1万5,936人が会場に足を運び、99媒体・328人のメディアが駆けつけた。