エス・アンド・アイは21日、レノボ・ジャパンの10.1型タブレット端末「ThinkPad Tablet 2」を同社シンクライアント専用端末のラインナップに追加。「ThinBoot ZERO Tablet(シンブートゼロ・タブレット)」として発売した。価格は98,800円。
「ThinkPad Tablet 2」は、レノボ・ジャパンが2012年10月に発表した法人向けの10.6型Windowsタブレット。個人モデルも2012年末に販売を予定していたが、法人向けの受注過多による生産調整のため、2013年1月に若干数の販売を行うのみとなっていた。
今回発表した「ThinBoot ZERO Tablet」では、シンクライアント端末として全ての処理をサーバー側で行い、タブレット内部にデータを保存できない仕組みを取り入れている。本体にはタブレットペンが付属し、キーボードも追加オプションとして選択可能だ。
主な仕様は、CPUがIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB、ディスプレイが10.1型 IPS液晶(1,366×768ドット、5点マルチタッチ対応)。OSはWindows Embedded Standard 8。
主なインタフェースがMini HDMI×1、USB 2.0×1、microUSB×1、microSDカードリーダ、Webカメラ(前面200万画素/背面800万画素)など。通信機能はIEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0。
本体サイズは262.6×164×9.8mm、重量は約570g。バッテリ駆動時間は約10時間。