フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ゴルフ カブリオレ」の一部仕様を向上させて発売した。最新の純正ナビシステムやリアビューカメラなどの装備を新たに採用した。
「ゴルフ カブリオレ」はゴルフの現行モデルである6世代目のゴルフをベースにした4人乗りのオープンカー。ハードトップ並みの耐候性、遮音性を持つソフトトップはわずか9秒で開けることができ、走行中も30km/h以下であれば開閉できるなど利便性が高い。
今回の仕様向上で、快適性を向上させる3つの装備が追加されている。1つ目は最新の純正ナビシステム「712SDCW」。2年間無償の地図更新が含まれており、ITSスポット対応のDSRC、オンライン交通情報探索機能なども利用できる。また、iPhoneを接続してニュースや天気予報などの情報の閲覧も可能だ。
2つ目はリアビューカメラ「Rear Assist」。オープンモデルの弱点のひとつである後方視界を確保できる。カメラはリヤエンブレムに内蔵されるため、エクステリアデザインを損わない。3つ目はフルカラーマルチファンクションインジケーター。これまでのマルチファンクションインジケーターをフルカラー表示に変更し、高級感が高まった。
「ゴルフ カブリオレ」は1.4リットルの直列4気筒DOHCターボ+スーパーチャージャーエンジンと7速DSGを搭載。こうした装備を追加しながら、価格は従来のモデルから23万円高にとどまる423万円となっている。