JR西日本は3月下旬より、山陽新幹線新大阪~博多駅間の旅行に適したお得なきっぷを順次発売する。「スーパー早特きっぷ」「こだま早特往復きっぷ」「山陽新幹線4枚きっぷ」の3種類で、いずれも春の大型連休期間にも利用できる。JR西日本の出発地周辺のおもな駅およびおもな旅行会社にて取り扱う。

山陽新幹線700系(「ひかりレールスター」車両)

ネット予約専用のきっぷ「スーパー早特きっぷ」では、新大阪~博多間が片道1万円に。利用14日前の午後11時までに、JR西日本インターネット予約「e5489」で予約すると購入できる。決済にはクレジットカードが必要。「のぞみ」「みずほ」「さくら」も利用できる。通常価格(通常期に「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席を片道利用した場合)に比べて最大4,890円安い。発売期間は3月26日~9月16日、利用期間は4月26日~9月30日。

新大阪~博多間の「こだま」普通車指定席が往復1万5,000円で利用できる「こだま早特往復きっぷ」は、利用開始日の21日前から14日前まで発売。通常期にこだまの普通車指定席で新大阪~博多間を往復利用した場合に比べ、片道あたり6,150円お得に利用できる。こども用は往復3,000円と、大人料金の5分の1に設定。家族での旅行などに最適だ。発売期間は4月5日~6月22日、利用期間は4月26日~7月12日。利用開始日より7日間有効。

「山陽新幹線4枚きっぷ」は、「のぞみ」「みずほ」「さくら」などいずれの新幹線にも乗車できる4枚つづりの回数券。発売額は5万2,400円で、1枚あたりの値段は1万3,100円。通常期に「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席で新大阪~博多間を往復利用した場合に比べて850円安い。有効期間は購入日から1カ月間。ビジネス利用やグループ旅行などに適している。発売期間は3月22日~9月30日、利用期間は3月22日~10月29日。