CORSAIRは19日、ラジエーターのファンに140mmの大口径ファンを搭載した水冷一体型ユニット「CORSAIR Hydro Series」シリーズ2モデルを発表した。140mmサイズのラジエーターを採用した「H90」と280mmサイズのラジエーターを採用した「H110」をラインナップする。3月20日よりリンクスインターナショナルを通して発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「H110」が15,980円前後、「H90」が13,480円前後。
IntelとAMDの最新ソケットに対応。IntelプラットフォームではLGA2011 / 1366 / 1156 / 1155、AMDプラットフォームではAM2 / AM2+ / AM3 / AM3+ / FM1 / FMに取り付けできる。
パルス幅モジュレーション(PWM)に対応し、システムの温度と連動してファンの回転数の制御が可能。また「H90」は1基、「H110」は2基の140mmファンを採用することで、口径が小さいファンと比べて回転数を抑えつつ冷却性能が維持できるほか、ノイズを低減する。
CPUと接触するベース部分の素材は銅、クーラー液をまわすチューブには劣化に強いゴムを採用している。クーラント液の補充・交換が不要なメンテナンスフリー構造で5年間の保証期間がある。
本体サイズは、H110のウォーターブロックがW70×D70×H28mm、ラジエーターがW29×D140×H314mm、重量が約790g。H90のウォーターブロックがW70×D70×H28mm、ラジエーターがW27×D140×H173mm、重量が約600g。