パナソニック、主婦層やシニア層に人気の3輪タイプ電動アシスト自転車

パナソニックサイクルテックは3月19日、3輪タイプの電動アシスト自転車「かろやかライフEB」(BE-ENR835)を発表した。発売は4月15日で、希望小売価格は200,000円。

車体の安定性が高いことで、主婦層やシニア層から支持を受けている3輪タイプの自転車。反面、車重が重く、後軸上にある大きな荷物スペースにより、運転時のウェイトはさらに重くなる傾向がある。かろやかライフEBは、そういった3輪自転車に電動アシスト機能を搭載することで、体力的な負担を少なく、手軽にショッピングに利用できるようにしたモデルだ。

ショッピング向けのモデルではあるが、採用されているバッテリーは13.2Ah。同社の電動アシスト自転車のなかでも2番目となる大容量だ。同社によると、大容量バッテリーの採用は、走行距離を伸ばすというよりも車両や荷物の重量に耐えることと、走行中のバッテリー切れの不安を減らすためという意味合いが大きいとのことだ。充電時間は約4.5時間。

「パワーモード」での走行距離は約48km。平地や坂道といった路面状況に応じてアシスト量を変化させる「オートマチックモード」も搭載しており、こちらの走行距離は約56kmだ。モードの切り替えは、手元に装備された「エコナビLEDスイッチ」で行う。

前照灯はLEDのオートライトで、夜間走行時には自動点灯。自分の視野だけでなく、周囲からの視認性もアップさせる。「パーキングブレーキ」や、カーブで車体の前部分を傾ける「可変式スイング機構」といった3輪自転車ならではの装備も搭載する。

車輪サイズは、前輪が18インチで、後輪が16インチ。車両寸法は、全長が1,635mmで、全幅が580mm。車重は32.9kgとなっている。