俳優のウエンツ瑛士、女優の平愛梨、スリムクラブの真栄田賢、ガレッジセールのゴリ、博多華丸・大吉の博多華丸が18日、東京・丸の内ルーブルで開催された映画『ジャックと天空の巨人』の日本語吹き替え版完成披露試写会に登場した。
同作は童話『ジャックと豆の木』をベースに、人間と巨人の壮絶バトルを描いた3Dアドベンチャー作品。ある日、ひとりの青年が、人間界と巨人界を隔てていた"禁断の扉"を開けてしまう。巨人たちは、かつて自分たちが住んでいた地上を取り戻すために、再び人間界に足を踏み入れる。主人公・ジャックは、王国のために、王国の人々のために、そしてプリンセスへの愛のために巨人との命懸けの戦いに挑む。
日本語吹き替え版の声優を務めたウエンツや平らは満員の観客のなかを大歓声を浴びながら登壇。平が「今日は雨のなかお越しいただき………あっ雨降ってなかった!」と早速"天然"発言をさく裂させ、登壇メンバーの大半が芸人であったこともあり、登壇者全員が総ツッコミ。さらにゴリは「"晴れ"のなかご来場いただき、ありがとうございます」と平を意識したコメントで会場の笑いを誘った。また、「皆さんどうも。映画史上初、吹き替えに字幕がつく可能性があります。よく耳を集中してきいて下さい」(真栄田)、「このたび、福岡ソフトバンクホークスから巨人入りを果たした博多華丸です」(華丸)とそれぞれ自身の特徴を活かしたあいさつで会場を笑いの渦に巻き込んだ。
また、人生で初めて緑のスーツを着たというウエンツが「(作品の)世界観を壊さないようにやるということだけを考えてやらせてもらった」と収録を振り返ると、声優初挑戦となる平は「私は真っ白な状態で(現場に)来て下さいと言われたので、役作りもどうやって収録するのかも分からないまま、ほんと真っ白な状態で現場にいかせてもらいました」とし、完成した作品を初めて見たときに「ハリウッドスターの声に私の声が重なっていることに凄く感動して、涙が止まらなかったです」と号泣したことを明かした。
同イベントでは、豆を会場に投げ込むと木に見立てた緑色の大きなバルーンが現れるといった工夫がなされており、ウエンツらが前を投げて会場を盛り上げた。映画『ジャックと天空の巨人』は、3月22日より全国公開。