JR西日本福知山支社は兵庫県、朝来市、および全但バスと連携し、特急「はまかぜ」の一部列車を、天空の城として知られる「竹田城跡」に近い播但線竹田駅に臨時停車させる。

特急「はまかぜ」に使用されるキハ189系

臨時停車は4月27日から6月30日までの土休日限定で、「はまかぜ1号」(大阪駅9時38分発・浜坂駅13時8分着)、「はまかぜ4号」(浜坂駅13時30分発・大阪駅17時5分着)、「はまかぜ6号」(香住駅16時51分発・大阪駅20時5分着)が対象となる。

竹田駅からは、山城の郷を経由して竹田城跡を結ぶ周遊バス「天空バス」が、臨時停車に合わせて1日8便運行する予定。周遊バスは全但バスによる運行となる。臨時停車初日の4月27日には、武将隊などによるウェルカム・イベントなども開催される予定。

標高353.7mの山頂に位置する竹田城跡は、1600年の廃城ながら、400年以上経っても美しく保たれている全国屈指の石垣遺構で有名。城の築かれている山全体が、虎が臥せているように見えることから「虎臥城(とらふすじょう・こがじょう)」とも呼ばれ、「日本100名城」にも選定されている。