VIDEO係長

最近だんだんと暖かくなってきて、すっかり春の陽気だな。私は何を隠そう、春が大好きなんだよ!誰も興味はないとは思うが、今回は特別にそのワケを教えてあげよう! それは……それはなぁ……新入社員が入社してくるからだ!!

教えるのが大好きな私にとって新入社員への教育は、三度の飯より大好物。ついつい指導が熱くなってしまう時があるから、彼らからしたらイヤな思いをしている時もあるだろうな。けどそれは彼らのことを思ってのことなんだ。

だが、なかなか私の気持ちはわかってもらえてないな……まるで学生時代の恋のようだ。

今回はいま人気のモデルで女優・本田翼初主演のBeeTVオリジナルドラマ『午前3時の無法地帯』から学べる、新入社員の上手な育て方について紹介しよう!

教えその1: 新入社員は上手に褒めて育てろ!!

どうしても新入社員には、怒って指導してしまうことが多いだろう。理不尽な説教はおすすめできないが、後輩のことを思っての指導であれば言ってあげたほうが今後の彼らのためには良いと思っている。だが、その気持ちとは裏腹に、彼らは"また怒られた"と受け取ってしまう。

そこで伝授したいのが"褒め方"だ。いわゆるアメとムチというやつだな。このドラマでも本田翼演じる主人公・ももこは失敗続きで先輩たちに怒られてしまったり、自分の仕事もあるのに用事を頼まれ続けたりするなど、仕事に対して嫌気が差していた。そんなももこがある仕事でいつも怒られる先輩から褒められ、会社を辞めるのをやめて、もう少し頑張ってみようと決意する。褒めるというのも、指導の一つと考えるのも重要だな。

教えその2: 能力以上の仕事を与えて育てろ!!

覚えることの多い新入社員は、まだまだ自信がなく、業務に対しても積極的じゃないことも多い。失敗をしないよう無難にそつなくこなすということもあるだろう。だが、それではなかなか人は育たない。自分の能力以上のことを任せることで、責任感も生まれ、仕事への取り組み方も変わっていくんだ。

この作品の中でも主人公・ももこは突然、急な仕事を先輩からの命令でやることになってしまう。絶対に終わらないと思われていた仕事だったが、先輩から「ももちゃんじゃないと、この仕事はできない」という言葉をかけられ、最後まで仕事をやり遂げた。そこから自信がつき、意欲的に仕事に取り組むようになったんだ。任せることも大事だが、先輩たちも仕事をカバーしてあげたり、アドバイスを送ったりするなどサポートすることも大切だな。

教えその3: あえて希望でない仕事をさせて育てろ!!

このドラマで主人公・ももこが務めているのは、主にパチンコ関係のデザインを行っている会社だ。彼女の志望職種はイラストレーターで、希望の職種と違うこともあり、退職を考えている。これはドラマの中の話だが、現実の社会でも、希望の仕事についているのはごく一部の人にすぎない。新入社員の中にもそうした思いを持っている人も少なからずいるはずだ。

そんな新入社員を見かけたときは、オダギリジョー演じるももこの恋人、多賀谷が彼女に言った下記のセリフを使って後輩を励ましてみてはどうかな?

「好きなことをやっていても、考えがせまくなるだけ」。

なるほど!社会人になっていろいろ経験してきた、私でもしみる言葉だ。希望の仕事じゃなくても続けていれば違う道が見つかったり、視野が広がったりすることもあるということを教えてあげるのも必要だな。

「dビデオ powered by BeeTV」および「Bee TV」では、今回紹介したドラマ『午前3時の無法地帯』(全12話構成)が3月20日(水)より配信される(「Bee TV」での配信はこちら)。

この作品は、コミックがシリーズ累計50万部以上発行されている人気マンガをドラマ化したものだ。イラストレーターを夢見て就職したデザイン会社で、忙しい日々を送る主人公の七瀬ももこの仕事や恋に奮闘する姿が描かれているぞ。

新入社員が配属されてくる前に、このドラマを観て後輩の上手な育て方を学んでくれ! 良い仕事をするには後輩を含めたチームワークが大事だからな! ちなみに余談だが、本田翼みたいなかわいい後輩が配属されることを願う! では、本日は以上!