2011年にソニー・ミュージックアーティスツが開催した女優発掘オーディション「アクトレース」で1万1,704名の中から優秀者に選ばれ、芸能界デビューを果たした13歳の女優・久保田紗友の初主演ドラマ『神様のイタズラ』が2月から放送された。
現在、YouTubeで公開中の同ドラマは、久保田が1人5役に挑戦した話題作。撮影時の思い出や役作りのほか、オーディションを受けるきっかけやプライベートのことなど彼女の魅力を探るべく直撃インタビューを試みた。
久保田紗友(くぼた さゆ) |
――初の主演ドラマ。振り返ってみていかがですか。
撮影は12月の上旬から中旬頃まででした。毎日すごく楽しく撮影できましたし、いろんなことが勉強になったので本当にあっという間で。共演者の杉田かおるさんに演技の指導をしていただきました。すごく優しい方でした。
――初主演でいきなり5役。不安はありませんでしたか?
不安もあったんですけど、どうなるんだろうっていう楽しみもありました。自信はあまりなかったんですが、決まったからには頑張ろうと思いました。
――それぞれどのように役作りをしたのでしょうか。
第1話がヤクザ役だったんですけど、撮影前にヤクザ映画の動画を見てイメージを固めました。第2話のインコは動作を固くしたり、歩き方をピョンピョン跳ねたりして、第3話の川村先輩はクラスの男の子のいつもの感じを意識して演じました。第4話のおばあちゃん役は、撮影に入る前に入れ替わる前を演じていた佐々木すみ江さんに本読みをしていただいて、その喋り方を参考にしました。
――それぞれの格好や動作は?
ヤクザ役はガニ股で、インコは歩き方を変えたりして動作で演じ分けました。実際に自分の映像を見たときは…自分の演じ方がわかったり、あとは反省する部分も見つかったりしました。
――振り返ってみて、自分で点数をつけるとすると何点ですか?
うーん…、82点!……続きを読む。