バケツと土を用意すれば、稲づくりを体験できる「バケツ稲づくりセット」

JA全中(全国農業協同組合中央会)は3月21日より、バケツで稲を育てる栽培セット「バケツ稲づくりセット」の申し込み受付と配布をスタートする。

芽出しから稲刈りまで稲づくりを体験

同セットによる取り組みは、JAグループがすすめる「みんなのよい食プロジェクト」のひとつとして実施。次世代を担う子供たちに米や稲作文化、農業の持つ多面的な機能に関する理解を深めてもらうことを目的としている。

「バケツ稲づくりセット」は土とバケツを用意すれば、芽出しから稲刈りまでの一連の稲づくりを体験できるキット。個人宅での利用だけではなく、小学校の総合学習やJAの食農教育の資材とも幅広く活用されている。配布は平成元年からはじまり、今年は25年目。38万セット(無償・ただし送料は希望者負担)を用意しており、希望する個人や学校などに配布する。

セット内容は「種もみ(コシヒカリ又は日本晴。北海道地区では北海道オリジナル「ななつぼし」)」 、「肥料」 、「栽培マニュアル」。 「指導書」は、学校・教育団体からの申し込みのみ対応する。受付期間は、3月21日~6月中旬(予定)。配布予定数がなくなり次第、受付を終了する。

申し込みは、学校・教育団体と個人では方法が異なる。詳細はみんなのよい食プロジェクトで公開する。