ディラックは18日、Lian Li製のミドルタワーケース「PC-9N」シリーズを発表した。マザーボードベースの形状を刷新し、メンテナンス性が向上した。シルバーとブラックの2色を用意する。3月21日より販売を開始し、店頭予想価格は15,000円前後。
大きなスペースが空いたマザーボードベースを採用し、CPUクーラーのプレートへのアクセス性が良くなったほか、配線の取り回しがしやすくなるなどメンテナンス性が向上した。
また、ディスクケージは3方向へ向きを変更することが可能で、冷却や配線などユーザーの使い勝手に合わせて取り付けることができる。
ケースファンとして、前面に140mmファン×1基、背面に120mmファン×1基を標準で搭載する。オプションとして、前面に140ファンをさらに1基追加が可能なほか、サイドパネルには140mmファン×1基あるいは、120mmファン×2基を搭載可能。
搭載ベイ数は、5インチベイ×3基、3.5ベイ×3基、2.5インチ×2基(うち1基は3.5インチと排他仕様)、拡張スロットは8、インタフェースはUSB 3.0×2、オーディポートなど。対応電源はATX。本体サイズはW210×D490×H462mm、重量は約5.8kg。