星野リゾートは三菱地所が進めている「丸の内再構築プロジェクト」のひとつとして、日本旅館「星のや東京」の開業に向け事業を開始した。
国際水準の日本旅館「星のや東京」を開業
「星のや東京」は同社のラグジュアリーブランドである「星のや」としては、 軽井沢・京都・竹富島に続く施設となる。
同社が"和のおもてなし"を提供している「日本旅館」では、客室を快適な空間に整えるだけではなく、移りゆく季節を感じる空間に設(しつら)えるなど、世界のホテルサービスの概念の変革に挑戦している。
「星のや東京」のスタッフは、それぞれが仕事をこなすという西洋ホテルとは異なり、全員が運営の幅広いスキルを持つ。また、スタッフは多様な地域文化に関する知識を備えており、同社は「星のや東京」から、日本旅館ならではの運営手法を取り入れたホスピタリティ事業の手法を、世界に発信していくという。
和のおもてなしが随所に感じられる空間に(イメージ) |
計画によると、同施設の工期は2014年度から2016年度。地上18階・地下3階(客室数84室)の施設で、日本料理レストラン、スパ、カンファレンスルーム、ショップなどを備えた施設となる。所在地(予定)は東京都千代田区大手町1丁目。