京都の東映太秦映画村にて「忍者王国」のオープニングセレモニーが16日に行われ、映画『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』の主人公・乱太郎を演じる加藤清史郎をはじめ、きり丸役の林遼威、しんベヱ役の神月朱理ら主要キャストが出席した。
「忍者王国」は、東映太秦映画村のリニューアルとともにオープンし、新アトラクション「忍者修行道場」や初の3Dプロジェクションマッピングとスタントアクションが融合した新感覚の忍者ショー「ジライヤ」、さらには映画記念イベントのスタンプラリーやパネル展を楽しめる新施設。東映太秦映画村は、『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』の撮影にも使用されている。
再び東映太秦映画村を訪れることになった3人だが、加藤は「爆破シーンが印象的でした。爆弾が爆発する道を走り抜けるシーンは迫力がありました。今回は殺陣や戦闘シーンなどアクションも多いので、そこに注目してほしいです」、林は「今回は乱太郎の女装もあって面白かったです。土井先生(内博貴)とのボケとツッコミがすごく面白いので、たくさん笑って欲しいです」、神月は「15メートルもある(彦根城)の城壁を登ったことです。清史郎くんと遼威くんはワイヤー無しで登っていました。ぜひ、そのシーンに注目してほしいです!」と撮影を振り返りつつ、それぞれに映画の見どころを語っていた。
続いて3人は「忍者王国」のテープカットとともに「忍者修行道場」も体験。セレモニーでは、悪者忍者(ドクタケ忍者隊)を退治するにあたり久しぶりに忍者に扮し、加藤は「身長が伸びたので、衣装は撮影の時と同じなのに袖が短くなっていてびっくりしました」と撮影から8カ月程度にか経過していないにも関わらず、成長を感じさせる一言も。新アトラクションについては「久しぶりに手裏剣を投げたのですが、3発中1発しか的に命中させられなくて、すごく難しかったです。でもすごく楽しかった!」と満足気な様子だった。
なお加藤は、現在開催中のWBCについて聞かれると、以前阪神タイガースの鳥谷選手と一緒に仕事をしたこともあり「3連勝して欲しいです! 鳥谷選手や能美選手はすごい応援しています!」と日本代表にエールを送っていた。
『忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』は、戦国時代の忍者養成学校・忍術学園を舞台に、個性豊かな忍者のたまご"忍たま"が、笑いと興奮、アクション満載の大冒険を繰り広げるアクションエンターテインメント。監督は『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー555』や米国リメイク版である『パワーレンジャー』シリーズの監督で知られる田崎竜太が担当。今年の10月31日に開催された各国のバイヤーが集う「AFM(アメリカン・フィルム・マーケット)」では、映画完成前にも関わらず、香港、インド、タイをはじめ、世界各国よりオファーが届き、インドネシアでの公開が早くも決定。ハリウッドリメイクのオファーも届いているという。