京成電鉄は、創立100周年を記念して2009年より復活運行していたリバイバルカラー車両の「赤電」を3月20日に、「ファイアーオレンジ」を3月24日にそれぞれ引退させる。
2月18日に引退した「青電」を含む3300形リバイバルカラー車両3編成すべてがこれをもって表舞台を去る。引退を前に、同社ではリバイバルカラー車両のうち最も人気の高かった「赤電」の引退当日までの運行予定表を京成電鉄のサイトにて公開している。
「赤電」は引退当日の3月20日、臨時特急「さよならリバイバルカラー赤電」として上野~成田間を運転。リバイバルカラーの赤電が同区間を特急として運行するのはこれが最初で最後となる。終点の成田駅では、運転士と車掌への花束贈呈や駅長による赤電の見送りを行う。また、同日より、「リバイバルカラー引退記念乗車券」を4,000部限定で発売。大人250円区間の乗車券4枚組(京成金町駅、京成成田駅、宗吾参道駅、京成上野駅)で、リバイバルカラー車両3種類と往年の写真が引退日とともに記載される。京成線の23駅にて、在庫がなくなるまで販売する。