明治ホールディングスは14日、事業子会社である明治の守谷工場(茨城県・守谷市)のヨーグルト生産ラインを増強すると発表した。
約40億円を投資して、プレーンヨーグルトおよび小型カップヨーグルト製造ラインを増設し、生産能力(容量換算)を約2倍に増やす。12月より順次生産を開始する予定。
明治グループは、2012年4月より長期ビジョン「明治グループ2020ビジョン」に基づいた3カ年中期経営計画「TAKE OFF 14」をスタート。ヨーグルトについては、「明治ヨーグルトR-1」「明治プロビオヨーグルトLG21」などのプロバイオティクスヨーグルト群や「明治ブルガリア」ブランドを中心に、事業拡大を進めてきた。
2012年は、「明治ヨーグルトR-1」の売上が大きく伸びたと同時に、その他のヨーグルトも好調に推移し、今期のヨーグルト全体の売上高は、当初計画を大幅に上回る見通しだという。また、「明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン」を使用した健康長寿についての研究をフランス・パスツール研究所と共同で行うなど、さまざまな取り組みも実施している。
明治ホールディングスは、今後もヨーグルトのトップメーカーとして、ヨーグルト市場の創造に努めていくとしている。