女優の宮崎香蓮が14日、東京国際フォーラムにて行われた第50回宣伝会議賞の贈賞式に出席した。

第50回宣伝会議賞に出席した宮崎香蓮

同賞は宣伝会議が主催する日本最大規模の公募型広告賞。節目となる50回目の今回は、過去最多の38万3,500点の広告コピー、CMが集まった。同賞のキャンペーンガールを務める宮崎は、ファイナリスト28名にメダルを授与すると「いつの間にか忘れられなくなっているCMや広告の言葉を生み出すみなさんを、本当にすごいと感じました」とたたえ、「CMなどの場でみなさんと一緒にお仕事ができるように、私もがんばりたいと思います」とあいさつした。

贈賞式後、「50回という節目に(イメージキャラクターを)やらせていただいてすごく光栄でした」とあらためて喜びを語った宮崎。「私も応募しようと思ったんですけど、全然ありきたりなことしか思い浮かばなくてダメダメでした(笑)」と明かしながらも、自身につけたキャッチコピー"私はお酒のつまみです。噛めば噛むほど味が出ます"を披露し、「いかがでしょう?」と笑顔を見せた。

また、出演したいCMについては、「髪がずっと長くて頑張ってケアをしているので、髪のCMとか…あとチョコレートが大好きなのでお菓子のCMに出てみたいです(笑)」と照れを見せながらも、「私ももっともっと頑張って何かの"アイコン"になれるようにがんばりたいです」と今後の芸能活動への意気込みを力強く語った。

現在、早稲田大学社会科学部に通う宮崎は2006年、上戸彩、武井咲、剛力彩芽らを輩出した全日本国民的美少女コンテストで演技部門賞を受賞し芸能界デビュー。2008年には、映画『まぼろしの邪馬台国』で主演を務めた吉永小百合の幼少期役を演じ、"平成の吉永小百合"と称された。その後もCMやドラマなどで活躍し、今年の秋には2010年の『育子からの手紙』以来の出演作となる映画『晴れのち晴れ、時々晴れ』が公開される。