KDDIとユーシーテクノロジ、日本郵便は3月14日、スマートフォンとNFC技術を活用したユザー参加型の実験企画「ココシル 丸の内ポストラリー」を実施すると発表した。期間は3月21日から4月30日まで。

ココシル 丸の内ポストラリーでは、NFCタグが取り付けられた丸の内エリアの郵便ポストにスマートフォンでタッチすることで、郵便ポスト周辺の公共施設や店舗、最寄りの駅、バス停などの情報を提供。あわせて、郵便ポストを利用したスタンプラリーも体験できるというもの。NFC対応のAndroidスマートフォンユーザーであれば、専用アプリをダウンロードすることで、誰でも参加することができる。NFC非対応のスマートフォンであっても、郵便ポストのタグに印刷されたQRコードを読み取ることでNFCを利用した際と同様の情報を得ることが可能。

なお同実験は、丸の内の高層ビルのJPタワーで開催されるイベント「ふるさと小包味祭り」と連動。3月21日から24日まで、同イベントのオリジナルグッズと交換できる引換券を提供する。NFCタグをタッチすると引換券が表示されるかたちだ。

3社は、今回の実験結果を踏まえ、周辺のビル・店舗などの情報提供のほか、災害情報や障害者の移動支援、外国人観光客のための案内など、あらゆる情報を提供するためのインフラとして普及するよう努めるとしている。