交通新聞社は、「JR時刻表」が4月号で通巻600号と50周年の節目を迎えるのを記念し、ヘッドマークの制作や時刻表制作現場の見学体験などの特別企画を実施する。

オリジナルヘッドマークをあしらった「JR時刻表」4月号表紙(イメージ)

ヘッドマークは総アルミ製で重さ6kg、直径約80cm。背面には車両に取り付けるための金具を装備し、実際の運用にも耐える「本物仕様」に。実際に列車に装着して運転する鉄道事業者をはじめ、旅行業者やイベント会場、ディスプレイとして飾れる書店・博物館などを対象に貸出しも行う。個人への貸出しは行わない。3月19日発売の4月号の表紙には、ヘッドマークの実物を撮影した画像が使われる。

時刻表制作現場の見学は、JR時刻表4~6月号のいずれかを購入した人が対象。時刻表に付属の応募券を郵便はがきに貼り、必要事項を記入して応募する。応募期間は3月19日~6月19日(当日消印有効)。抽選で5名を東京・麹町の交通新聞社へ招待する(往復交通費は自己負担)。見学は8月の平日を予定している。

同社では今後も、12月号まで順次50周年記念企画を実施予定。3月下旬には、鉄道旅行サイト「トレたび」内に特設サイトを開設し、同サイトだけの読み物やオリジナルヘッドマークの行先を公開。50周年に際してのメッセージ募集もサイト上にて行う。寄せられたメッセージは、「JR時刻表」11・12月号の誌面に掲載する予定。