女優の片瀬那奈が、4月6日に公開を迎える映画『HK 変態仮面』に出演し、SM女王を演じることが14日、明らかになった。

映画『HK 変態仮面』でSM女王を演じる片瀬那奈

同作のメガホンをとった福田雄一監督が「まさか受けてもらえるとは思わなかった」と語るとおり、片瀬の演じる色丞魔喜は"ムチを振り回すドSの女王様"というかなり過激な役どころ。しかし、当の本人は「"福田さん×変態仮面"と聞いただけでやりたい! と即答でした」と出演を快諾し、「SM女王の母ということで、かなりファンキーな母ちゃんになりました。激しすぎて、撮影の次の日は頭と首が痛くなりました(笑)」と十分すぎる気合で撮影に臨んだ。

片瀬のクランクインは、息子・色丞狂介の軟弱ぶりを嘆きながらムチを打つシーン。その後、都内のSMクラブに移動し、ドMの刑事で夫・色丞張男との出会いのシーンで再びムチを振りまくった。本格的なボンテージ衣装に身を包んだ片瀬の演技は、まさにSM女王のごとく、カットを重ねるたびに迫力が増していった。色丞張男を演じた池田成志との過激な掛け合いに、現場は爆笑の連続だったという。

同作は、1993年から1994年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されていた漫画『究極!! 変態仮面』の映画化作品。俳優・小栗旬が脚本協力という形で参加し、『勇者ヨシヒコ』シリーズなどで知られる福田雄一が脚本・監督を担当する。

(C)2013「HENTAI KAMEN」製作委員会