国土交通省は12日、燃費の良い乗用車ベスト10を発表した。同ランキングは、自動車ユーザーの省エネルギーへの関心を高めるとともに、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するために、毎年発表しているもの。
それによると、2012年末時点で販売されている小型・普通自動車のうち、最も燃費(JC08モード燃費値)が良かったのは、トヨタ自動車の「アクア」で燃費は35.4km/リットル。2位、3位も同社の車で、2位は「プリウス」で同32.6km/リットル、3位は「レクサス CT200h」で同30.4km/リットルとなった。
軽自動車の1位は、スズキの「アルト」とマツダの「キャロル」で燃費は30.2km/リットル。3位はダイハツ工業の「ミライース」、富士重工業(スバル)の「プレオプラス」、トヨタ自動車の「ピクシスエポック」で同30.0km/リットルとなった。
また、2015年度燃費基準達成・向上達成レベルの最も高い小型・普通自動車は、トヨタ自動車の「プリウス」と「レクサス CT200h」で達成レベルは192%。軽自動車では、スズキの「アルト」、マツダの「キャロル」、ダイハツ工業の「ムーブ」、富士重工業の「ステラ」で達成レベルは138%だった。