ここのところの奇行で一気に今の地位から転落する可能性も指摘されているジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、3月12日に予定されていたポルトガル・リスボンでのライブを不測の事態を理由にキャンセルすることを決定した。

現在「ビリーヴ」ツアーを敢行中のジャスティンだが、4日にロンドンで行われたライブでは約2時間も遅れて登場したためにファンを含め世間からの風当たりが強くなり、しかもその後7日のステージでは酸欠状態に陥り舞台裏で酸素吸引の措置を受けるなど、このところ問題が続いている。さらに12日に開催予定だったリスボンのアトランティコ・パビリオンでのライブを中止することも決定し、地元の報道では、チケットの売れ行きが悪かったため今回の中止に至ったと報じられており、12日のチケットを購入した人には全額返金されるという。

先週の8日には、カメラを向けてきたパパラッチと口論になるなど、イギリス滞在中には問題続きだったジャスティンだったが、一方で元恋人のセレーナとよりを戻したいようで、2年間にわたってくっついたり離れたりを繰り返してきた彼女と再び連絡を取り合っているという。また、ジャスティンの母親のパティーからも助言を受けており、なんとかしてもう一度やり直す機会を得ようとセレーナを説得しているという。ジャスティンに近い関係者は次のようデイリー・ミラー紙に証言している。

「セレーナは若い割には、とても地に足の着いた落ち着いた子なんです。なのでジャスティンは彼女と一緒にいると落ち着けますし、ジャスティンの子供じみた行動には影響されないのです。しかも、セレーナもジャスティンと同じくらいビッグスターなので、お互いにエゴが絡み合っているというわけでもないです。ジャスティンの母親のパティーさんは、2人のよりを戻そうとしているようで、ジャスティンにセレーナと連絡を取るように助言したようです……。あと3週間以内に2人がどこか静かな所でゆっくり会えるといいですね。2人ともプライベートジェットを持っていますから、距離は問題にはならないでしょう」

ジャスティンの「ビリーヴ」ツアーは、14日にスペインのマドリードでの公演を予定している。

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