フォルクスワーゲン グループ ジャパンはこのほど、今年の年央に発売を予定している新型「ゴルフ」のティザーサイトをオープンした。
1974年の発売以来、「ゴルフ」は38年間にわたって販売されてきた。7世代にもおよぶ歴代の「ゴルフ」は、世界中で2,900万台以上が販売され、コンパクトカーのベストセラーモデルとなっている。新型「ゴルフ」は、欧州ではすでに発売されて人気を博しており、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーも受賞した。先代モデルより最大で100kgも軽量化し、燃費も大幅に向上しているのが特徴で、日本でも発売が待たれている。
日本での発売が予定される新型「ゴルフ」は7世代目にあたり、フォルクスワーゲン最新のモジュラー戦略である「MQB」を採用した最初のモデルとなる。「MQB」は、パワートレインやサスペンション、ステアリングシステムなどの重要な各種機能部品が、将来的にVWグループの車種間で共用できることを前提に新開発されたもの。「MQB」の採用により、デザインの自由度が高まり、ボディ形状や車種のバリエーションが大幅に拡充できる。軽量化や予防安全装備の搭載も進み、次世代パワートレインにも対応できるという。
ティザーサイトでは、欧州仕様の「ゴルフ」をベースに、コンセプトや走行性能、安全・環境性能への考え方などを紹介。メールマガジンに登録したユーザーに向けて、より具体的な装備の紹介やゴルフの歴史ストーリーなども継続的に発信するという。