日本RV協会はこのほど、キャンピングカー旅行についての調査結果を発表した。「春の行楽シーズンからゴールデンウィーク、夏休みくらいまで」のキャンピングカー旅行の宿泊日数についてユーザーに聞いたところ、「1週間以内」と答えた人が76.3%を占めた。

「キャンピングカー旅行の宿泊日数」

この調査は、同協会のウェブサイトにアクセスするユーザーを対象に、昨年のゴールデンウィーク期に調査したもの。1週間以内の短期旅行を計画している人が約7割を占める一方、2週間以内は17.9%、3週間以内は1.7%と少数になっている。ただし、1カ月以内と答えた人は2.9%で、3週間以内よりも多い。

同協会が発行する「キャンピングカー白書」によれば、ユーザーの年齢層は年々上がってきており、昨年度では定年退職を迎える60歳代のユーザーが前回調査よりも4ポイント増加して全体の34.3%、世代ごとの比率でトップとなっている。1カ月以内などの長期旅行は、こうしたシニア世代によるものと考えられる。定年退職期を迎えるシニア夫婦のキャンピングカー旅行は今後も増えていくと考えられ、それにともなってキャンピングカー旅行の長期化傾向も顕著になっていくと同協会では分析している。

なお、同協会では関西地区最大級のキャンピングカーイベント「大阪キャンピングカーショー2013」に特別協賛している。開催日程は3月16~17日で、会場は京セラドーム。キャンピングカーの展示のほか、アウトドア用品の展示・販売、アトラクション、ステージイベントなどが行われるとのことだ。