ジャスティン・ビーバーが、3月7日にロンドンのO2アリーナで行われたライブ中に酸素不足に陥って倒れてしまった。
先日の公演では約2時間ほど遅れて会場入りし、激怒したファンから大ブーイングを受けていたジャスティンだが、今回はライブ中にすでに観客たちに体調が悪いことを伝えていて、医者から治療を受けた10分後には舞台に戻ってショーを終えている。ライブ後にジャスティンは精密検査のため地元の病院に搬送され、彼の代理人はE!ニュースに「(ライブの間)緊急チームによってジャスティンは酸素吸入を受けていました。しかし彼はライブをしっかり終えることを言い張っていたんです。現在ジャスティンは病院に向かっている最中です」と証言している。
ライブ中に観客が撮影した動画からは、ジャスティンのマネージャーを務めるスクーター・ブラウンがステージに登場し観客たちに対して、ライブ中ジャスティンは、かなりの呼吸困難に陥っていて、メディカルチームによって検査されている最中だと説明に苦慮する場面がうかがえる。
ジャスティンはその後、インスタグラムに病院での写真を投稿して、ジャニス・ジョプリンの音楽を聴いて「元気になってきている」とコメントを残しファンたちを安心させている。さらにジャスティンはツイッターでも「よくなってきてるよ。僕を今夜支えてくれたみんなありがとう。世界で最高のファンだよ。ちゃんと僕に何が起きたか理解してくれたよね。みんなの愛に感謝します」とファンに感謝の言葉を残した。
彼の「ビリーヴ」ツアーは残り全125公演を残し8月まで続行される予定で、7日のライブはロンドンのO2アリーナで行われる4回のうちの最終公演だった。そんなジャスティンは、今週初めにライブに遅刻した件でレコード会社側から大目玉を食らっており、ある関係者は次のように明かしている。
「批判の雨あられというのはジャスティンにとって初めてなんです。だからまあ……彼はその批判の嵐を受け入れるのが大変なようですね……ジャスティンの若いファンたちは誰も彼の奇行なんて求めていないのです。今回の事件を受けて会社側がアメリカで緊急会議を招集していて、その後会社側のボスたちがジャスティンをスカイプに呼びつけていて、彼はかなり怒られたようですね。会社からは遊んでばかりいないで外出せずに自分の行動を改めるように言われたようです。ジャスティン自身も今回の事件の報道を真剣に受け止め、ファン第一の行動に戻ることを約束しています」
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